2012年01月28日

招き猫?それともマヌケ猫?

「年末年始猫騒動」
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いやはや なんと やっと更新できました。

ご無沙汰お許し下さい。

主人はクリスマスに退院して

また今月2回入院 今は毎日

抗がん剤と放射線治療に通ってます。

ともすれば くじけそうになりますが

と書きたいところですが

そんなくじけてるヒマないほど

ねこたりあん冥利に尽きるとでも申しますか

年末から一連の猫騒動がありまして。。。

御用とお急ぎでない

猫好きの方がおられましたら

まあ聞いてやって下さいまし。

でも 例によって

長いですよ〜(笑)



その1.トラちゃんの里親さがし

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幼いトラちゃん(仮名)

空太の兄弟くりちゃんをもらってくださった

Sさん宅での出来事。

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Sさん宅でこんなに成長したくりちゃん

ある日そのSさんから電話。

お宅の近くで野良が子を産んでしまい

困っているとの事。

早く捕まえて手術をしないと

猫はすぐに次の妊娠をするから

不幸な野良猫がまた増えてしまうと

焦り気味のSさん。 というのも。。。

母猫は近くのエスニック料理店で

残飯をもらっていたらしいのですが

分娩室に選んだのがなんと

Sさんとお隣(猫嫌いさん)のお宅との

垣根の境目で 猫嫌いさん宅の側!

日頃から猫好きで知られるSさんなので

自分がエサをやった為と思われるのを

とても気にしてました。


そうこうしているうちに

近くのまた別の猫大嫌いのおばさん(よりによって)

が経営するマンションのエントランスをくぐりぬけ

ホールの奥 観葉植物の茂みの中

(人間の手が届かないところ)

へ母子共に移動してしまった。

私達はその方に事情を話して中へ入れてもらい

さんざん母猫を説得(?)しましたがとうとう出てこず。。。


その数日後 残念な事に

4匹生まれたうち2匹は行方不明に。

やっとの思いで残る2匹を保護し

近くの動物病院に預けてほっとしたのも束の間

しばらくしてまたSさんから電話。

一匹はご近所の方がもらったけれど もう一匹に

里親がなかなか見つからないとの事。

そこでまた私の出番じゃと ネットで里親さがし

病院へ行く合間をぬって

お宅へ伺って写真を撮りまくりました。

ちっともじっとしてないので大変だった。


トラちゃんとの仮名で募集したところ

けっこう 引く手あまたで

子猫は無事に里親様の元へ。。。
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100均のおリボンつけて。。。

お目目ぱっちりの可愛い子でした。

母猫はまだまだ捕まりませんが(汗)

なかなかマヌケでは無い様で 

目から鼻へヌケるすばしこさ。

捕獲器にもかからず おいしそうな

おとりの唐揚げにもだまされず。。。

(私が食べたかった)

仕方なく獣医さんのアドバイスで

睡眠剤を処方してもらったのですが

私達が見ている前でフラフラになりながらも

捕まえようとするとするっと逃げ

未だに逃亡中です。困った困ったと

Sさんは自分が不眠で睡眠薬を飲むハメに。。。

猫は天下の周り者 Sさんのせいじゃないと

なぐさめる私。。。でした。

。。。。。

その2.モモちゃん近況

それから数日後

このブログでおなじみのピンクパンサーモモちゃん

の里親Mさんからも電話。

モモちゃんがいなくなったとの事。

(モモちゃんがMさんの元へいった経緯はこちら

郵便屋さんと話している間に

玄関をするりと抜け出したらしい。

すわ一大事と心配でしたが

さんざん探し回ったあげく

ご自宅のすぐそばの藪の中にいたそうな。

よかった〜

あの食いしん坊のモモがこんなゴージャスなエサ場(?)を

去る筈が無いもんね。


優しいM様の大邸宅で3畳のお部屋を一人占め

(私の仕事場より広い)

毎日ご主人のお酒のおつまみである

大トロやら何やらを食べ放題

安い赤味のマグロをさんざん迷いつつ買う我が家を出て

華麗なる大名暮らしにまで大出世!

先日私が表敬訪問しましたら

「超」上から目線で私を一瞥 「あんた誰? 何の用?」的な

あしらいを受けましたです、ハイ。

保護した当時とは手のひら、じゃない肉球をかえす態度。


でも もともと貴公子のような風貌のモモだから

お城みたいなところにいて幸せでよかった〜♪

Mさん曰く 初めてモモの里親募集のポスターを見て

真っ先に例のよだれかけに目が行ったそうです。
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アイキャッチャーとしてはけっこう役にたったようで

作ってよかったわァ〜♪

こちらご所望でしたのでプレゼント。

Mさん宅の生きた招き猫として

末永く幸せになることでしょう。

片手上げ特訓。。。してるかも(笑)


Mさんのご主人はかつてガンを克服された方。

私達をとても元気づけて下さいました。

こんなお話が聞けるのもモモちゃんがいたおかげ。

やっぱ福猫だったんだ〜。

。。。。。

その3.ミミちゃん保護

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グリーンの瞳のミミちゃん♪

それから!

最大のニュースは ついに

くーちゃんの母猫ミミちゃんを保護したこと。

大怪我をしたモモを病院へ連れて行くとき

泣きながらあとを追いかけていたミミ。。。


子猫を出産後 避妊手術をして

元の場所へやむなくリリース

いつかは保護しなければと思いつつ

主人の治療で2,3年の時が過ぎ

ずっと辛い生活をさせてしまった。


先に書きましたように 今はがんの治療につぐ治療で

決して余裕は無い我が家で 何もこんな時に

とお思いでしょうし、私達も思ったのですが。。。

どうしても 一匹寂しく残ったミミを

置き去りにはできませんでした。


また、餌場の駐車場は

区役所が間に入っての 公認の餌場とはいえ

まわりのビルには猫嫌いの人もいて

迷惑になっている事が嫌でした。

ミミに冷たい水をかけた会社の社長さんに

説得を試みたこともありますが

人間 嫌いなものは嫌いなんですよね。


それに何より 寒い雪の日でも嵐でも

じっと私達を待っているミミ

夕方と夜更けに行く私達も 年のせいか病のせいか

身体的にきつくなっていました。

ご飯をやると10秒ごとにあたりを気にしながら

少しの物音にもおびえながら食べるミミが不憫でした。

野良の寿命は3年。。。いつまでもつだろうか。。。

不安で心配で仕方ありませんでした。


ミミは私達、とりわけ主人に懐いていましたが

モモのような人気猫ではなく 

地味でぱっとしない毛色で 

人見知りが激しい子。

最初のお産で産んだ子を全員

目の前で車にひき殺されたため

それからというもの

幼いときは甘えん坊だったミミも

すこぶる気の荒い猫になっていました。


中にはミミも可愛いと言って

気が向いた時に食べ物をやる人はいても

毎日毎日世話や掃除をしたり

まして わざわざお金を負担して

具合の悪いときに医者へ連れて行くような

物好きな人はまずいません。

お金に余裕のある人でさえそうでし

都会ではみんな忙しく カツカツ暮らしです。

(うちだってそうなのですが。。。)

それは他の猫やモモの時によくわかりました。

こんな風に 私達だけが頼りのミミです。

実はずっと引越しを検討中だったのですが

(もちろんペット可マンションに)

治療やら色々な事情でのびのびに。

もし遠いところへ越したらそれこそ

ミミのめんどうを誰も見てくれません。

なので一月の主人の入院前にやってしまおうと。。。

次の抗がん剤まで今なら体力もあるし。。。


それに親子なんだからきっと空太ともうまくいくと。

で 暮れもおしつまった頃に実行! 

でもそれがね〜 大変だったんですよ!


主人がミミを抱っこして キャリーバッグに入れ

私が蓋を閉めようとするともがいて逃亡

その力の強さといったら!

また次の日に行くと今度は警戒して出てこず

これを繰り返すこと数日

洗濯ネットや風呂敷も考えましたが やりずらそうだし

唐揚げでもつかまらなかったSさんの野良を思い出して

もうダメか〜とあきらめかけた時

ふと思い出して物置にあった

どでかいコーヒー袋でやってみました↓
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子供が入れそうな 大黒様の袋のような福袋

これがあ〜た 大当たり!(笑)

山寺の和尚さんよろしく

ミミを袋に放り込んで ポンと蹴りゃ じゃない

すぐに口を閉めるだけ

案外ミミちゃんはマヌケ猫だった〜

そのままケージに入れてすぐに近所の病院へ

ノミ駆除虫下し、ワクチンにウイルスチエックをしてもらい

健康診断の結果 すこぶる健康児でほっとした。

晴れて我が家の招き猫になりました〜。

主人が猫なで声を出してミミをおびき寄せるあいだ

大袋を後ろ手に持って カゲでこそこそしている私は

通行人に「あやしい者じゃありません」と

引きつった笑顔をむけ。。。

そのあいだに風邪をひいちゃった(笑)

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ケージでやっと安心して眠るミミ。

呼ぶと犬のように近寄ってきて

人の足の上に乗って離れません。

野良でも愛情をかければここまで懐くんですね。

撫でてやると

いつまでも幸せそうに喉を鳴らしてます。

外にいた時はこんなにリラックスしてませんでした。

もうおびえながらご飯食べなくてもいいんだよ。

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保護して一ヵ月後やっと遊ぶように

おもちゃが修理しまくりですね。(汗)

まぶたの母に会えたくーちゃんは↓
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まだとまどって 距離を置いてますが

いつか親子で猫団子になる日が来ますように。

ミミは木の実のようにコロコロなので

「美実」の字を与えました。

幸せの実を産んだ子だもんね。

(左からくり、みかん、あんず、くるみ)
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↑出産直後の美実

これはみかんの里親様からの写真↓
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私に一番懐いていたみかん。

空太(幼名くるみ)と瓜二つ。

里親さん宅に届け おいとましようとした時

ひたすら私の後を追いかけてきたみかん。

帰りのバス停で涙が止まらなかったです。


あんずちゃんは一番早くもらわれていき

里親様のメールによると

わがまま放題のお姫様になっているそうです。


ともあれミミ保護で母子5匹が全員

めでたく幸せをゲットとあいなりました〜〜〜♪

。。。。。。。。。。。。

その4.そして誰もいなくなった

野良たちのお集まり会場だった駐車場のその後は

がらんとしてます。。。

そこを通るたびに

もう寒さに凍えるミミはここじゃなくて

我が家で待っている、と思うと

幸せな思いで一杯になりますが 一方

他の猫たち。。。

ソックス、チャップリン、モッツアレラ、
パルド、モンテクリスト、マスカラス。。。

どの子も3年〜5年足らずで病気か事故で虹の橋を超えました。

いつの間にかいなくなった子も。

この子達の思い出はずっと消えないでしょう。

幸せになったモモとミミそして子猫たち4匹を最後に

にぎやかだったエサ場も

これで一匹も野良がいなくなりました。

みんな みんな 幸せになってほしかったのに。。。

力不足 いえ 精一杯でした。

以外にも不妊手術したのは3匹だけ。

どうしても捕まらない子も多くて。。。でも

猫は自然に淘汰されていきました。

栄養豊富な餌をもらっていてこれですから

野良って案外はかないもんです。

いじめていた人たちもこれで満足でしょう。

でも。。。

世の中猫好きばかりではありませんもの。

よくわかります。

めんどうを見ていた私達もほっとしました。

できる範囲での 本当にささやかな

恥ずかしいほど小さなボランティアでした。

世の中には何十匹もの不幸な猫を

保護している方もいます。

これからも私達なりにできることはやりたい

と思っています。が。。。

夫はもう野良に餌をやるのはコリゴリだと言ってます。。。

だから私が始めから言ったじゃないの(笑)

でもある日 ひょっとして 寒い冬の日に

道端で捨てられた子猫を見たとき

無視できるかどうか 自信はありませんけどね。

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この子もSさんに保護された元野良ちゃんで

モッツァレラの血をひいているらしい

何はともあれ こんな一連の猫騒動で

私達夫婦は なんだか気がまぎれてしまい

病気のことは辛いけれど 猫たちのおかげで

あまり深く落ち込むヒマも無かったせいか

苦しい治療も何とか乗り越えられそうです。

怪我したモモを助けて以来の出来事が

すべてが どうも 神様の仕組んだことのように

思えて仕方ないのです。。。

。。。。。。。。。。

私達が学んだ事

*野良猫べからず条*

◎自腹で不妊手術をしてやれずして野良に餌をやるべからず
◎猫をゴキブリのごとく嫌う人間もいるのを忘れるべからず
◎元野良でも飼った以上は絶対外に出すべからず
◎毎日殺処分される猫(犬)を忘れペットショップへ走るべからず
◎野良の生活は楽しく自由なんかではない事を忘れるべからず
◎気まぐれに野良に食べ物をやり自分の慰め物にするべからず


以上「猫は拾って飼いましょう会」 会長+約一名が

やっと気づいた事でした。

。。。。。。。。。。。。。。

長々とお読みいただき心より感謝申し上げます。
これをきっかけに野良たちへのご理解をいただけたら嬉しいです。

。。。。。。。。。。。。。。

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posted by おとめ at 14:23| ねこたりあん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする