2008年10月01日

押絵・古布縮緬「乙女小箱」

Cam_3684.jpg
グッド(上向き矢印)古布縮緬の押絵小箱。

少女が小舟にのって月を眺めているところです。

現実にはありえない情景ですが、こんなことも

できるのが手作りの醍醐味ですね。

外側は古い大正時代の子供の帯、蓋は縮緬の押し絵です。

月と少女というテーマが好きです。

どうしてなのかな〜

なんとなく月には少女が似合う気がするんです。。。

。。。。。

じゃ、おばさんの私はどうするんだろう(笑)

♪月がとっても青いから 遠回りして帰ろ〜♪

てなことぶつぶつ歌いながら月を眺めてる

この私は〜〜〜?

秋風の到来と共に

お肌の守り神、湿度の低下。。。あな、おそろしや。

( ̄[] ̄;)!ホエー!!

でも外見はどうであろうと、

確かに昨日はなかった筈の目のわきに

縮緬ジワがまた2,3本増えていようと

( ̄Д ̄;) ガーン

心は永久におとめですから!

(*^▽^*)ノハーイ

。。。。。

いつまでも吹かれていたい。。。そんな風が吹いて、

自然の多いところでは赤とんぼなんかの舞ってる季節です。

。。。。。


「とんぼはたった数ヶ月しか生きられないので

かわいそうです」

こんな言葉を残し不治の病で10才にして

逝った少女がいました。

もう20数年も前に朝日新聞の天声人語に載って

いたもので、切りぬきをずっととっておいたのですが、

どこかへ無くしてしまい、それでもこの言葉は私の心の

宝物箱に大切にしまわれ、時々そっと取り出しては

味わっています。心のなかの宝石箱。。。

これが本当の「乙女小箱」の正体かもです〜。

不思議なことに年々その少女の言葉の味わいは

増しているようです。

たった10才までしか生きられなかった少女が

トンボのはかない命を心配していた。。。

という事実。。。。。

ひょっとしたらこの少女はこの言葉をみんなに

プレゼントするために、この世に生まれてきた

天の使いだったのだろうか、とさえ思います。

偉大なことを成し遂げたり、儲けた大金を寄付したり

有名になったすばらしい芸人など、人を何らかの

形で感動させる人はたくさんいますが、

この少女の言葉に匹敵するほどの感動には

私はまだ出会わずにいます。。。

もう少女の名前も病名も忘れてしまったのに、あの

小さな一言が私の心をとらえて今も離しません。

「どうせ死ぬのならどうして人は生まれて

くるのだろうか」とか

「この世の中辛いことばかり、生きていてもちっとも

楽しくない」だの

「人は一体何のために生きるんだろう?」

などと誰しも考えたことがあると

思います。そんな疑問にもこの少女の言葉は

たくさんの答えを出してくれているような

気がするのです。。。。。

ちょっとしんみりのお話でした。

やっぱり秋ですね〜〜〜。

Cam_3685.jpg
グッド(上向き矢印)蓋をあけると宝石箱になってます。鏡のまわりに撫子の切り貼り
をしました。鏡はお月様にちなんでまん丸です〜。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日もお読みくださりありがとうございます。

posted by おとめ at 00:00| Comment(17) | 乙女たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます(*^。^*)/
なんて素敵な小箱でしょう!
ものすごく手が込んでますね。
昨日NHKの趣味悠々で小箱の作り方をやってましたが、すごく大変そうでしたーー;

そういえば子供のころ家にこんな鏡のついた小物入れがあったような…?!
記憶違いかもしれないのですが、とても懐かしく拝見しました。
(^。^)/
Posted by グレ at 2008年10月02日 10:16
乙女さん、お久しぶりですね(^_^)
ブログを書けるくらいまでには回復されましたか?
肝機能の数字も悪かったのに、具合悪いながらも仕事と縫い物をがんばっていたとは驚きです。
この夏は毎日真夏日ではありませんでしたが、あまり過ごしやすいとはいえなかったですよね、私も天気に振り回されてましたよ(^_^)
トンボの話、切ないですね。
私も少年期には入退院の繰り返しで小児科にいましたが、長い入院を強いられている子供達は、同じ病棟で入院している子供に対して症状が悪化すると可愛そうだと感じても、自分を可哀想だとは感じていませんでした。
大人は子供に教えている立場だと思っていますが、生きるということを教えているのは子供達かもしれませんよ。
Posted by FAKE at 2008年10月02日 17:43
グレ様こんばんは〜。

二回も温かいコメントありがとうございます!

ご心配おかけして申し訳ありません。
今はとても元気になりました〜。

くーちゃんに遊びを次々せがまれるので、横になってばかりはいられませんよね〜。

「♪疲れを知らない子供のように〜〜♪」
くーちゃんは私が元気ないとしょんぼりしちゃうんですよ〜

またおいしい手作りのお菓子や可愛い猫ちゃん達に会えるのがとても楽しみです〜〜〜あとでまた遊びに行かせて下さいね。(^^

Posted by おとめ at 2008年10月02日 21:35
FAKE様おひさしぶりです〜

お懐かしゅうございます!
お元気でしたか?

お邪魔したくてもなかなかできませんでした。
どうしていらっしゃるかといつも思っておりました。

具合が悪くても仕事をしてしまうのは、性格上何かしていないと病気のことばかり考えて落ち込んでしまうからなんでしょうか。

うち込めるものがあって逆に幸せかもしれません。(^^

本当に子供というものは心は天使ですね〜
FAKEさんも入院されたりでお辛い思いをたくさんされましたものね〜。

お子様のいらっしゃる方にはわかりきったことかも知れないのですが、私も子供達の言葉にはいつもハッとさせられることが多いです。
Posted by おとめ at 2008年10月02日 21:42
こんにちは。こちらは朝雨が降りましたがその後さわかな秋空でと〜ても気持ちがいいです。東京はいかがですか?
乙女さんの作品は夢があって見ているこっちまでほんわかあったか〜い気持ちになります。どれも真似ではなくオリジナルだというところがすばらしいですね。
トンボのお話、10歳の子が、トンボよりはまだいいと自分を励ましていたのでしょうか。本当に胸がつまります。私にも精神障害の息子がいますが、息子が障害者になったことで教えられたことがいっぱいありました。日々勉強の毎日です。
Posted by うさぎ家 at 2008年10月04日 16:39
うさぎ家様

こんばんは〜。

東京も今日は日本晴れで本当に生きててよかった!というようなお天気でした〜。

コレステロールのために歩き回りました
(^^;)「これ捨てロール?」といきたいです(笑)

ありがとうございます!いつも乙女な夢ばかり見ていますので題材にはおかげ様でこと欠きません。でもなかなか作品までたどり着きません
(><)

うさぎ家様のお優しいお心の秘密がわかりましたよ〜!

息子さんのことでは随分ご苦労されたのでしょうね。でも息子さんがこの世に生まれてくれたおかげで、そのご苦労がうさぎ家様の場合は他人を思いやる暖かい心の暖炉となって私にまでそのエネルギーがふりそそいでいます。

本当にありがたいです。







Posted by おとめ at 2008年10月04日 20:38
おとめさん、こんばんは!
乙女小箱すごいです!中も外もすごく手が込んでいますね。少女が舟に乗り、月を眺める雰囲気も伝わってきました。
ところで、制作時間はいったいどのくらいかかるんでしょうか??
私には気が遠くなるくらい細かい作業のような気がします。
このワークをみて、おとめさんが回復されていることがわかりました。
\(o⌒∇⌒o)/ ワァイ♪♪♪
Posted by 夢見 at 2008年10月04日 22:41
夢見ちゃんこんばんは〜!
お褒めいただきありがとうございます〜。

老眼にムチ打って作りました〜へへ。
昔から「重箱の隅をつつく」ようなことが好きなんですよ〜(笑)反面とんでもないとこでアバウトなんです。(;~〓~)

制作時間はとりかかってしまえば、さほどかかりません。でも作るまで、型紙ができるまでが難航しますね。

夢見ちゃんも一生懸命文化人形に取り組んでいるお姿素敵ですよ〜〜〜
応援してます!
Posted by おとめ at 2008年10月05日 20:14
おとめさん こんばんは
とっても嬉しいです。

縮緬の小箱 背景のむらさきいろが幻想的でとても素敵です。

とんぼと少女のお話も交錯してなんとなくせつない思いも抱きつつ
月に少女、帯の柄にも見とれてしまいました。

また 寄らせて頂きますね。
ゆっくり のんびりと・・・・
Posted by mimika at 2008年10月05日 21:56
mimika様こんばんは〜。

ありがとうございます。本当は水色に近いはなだ色(紺色)の暈しをさがしていたんですが、あいにくこの紫の絽縮緬しかなくて。。。

玉ねぎが無くて代わりにに長ねぎでカレーを作るのに似てますね〜〜〜(>。−;)
主婦ならではの臨機応変でしょうか〜(笑)?

でも結果としてさほど違和感なく仕上がってよかったです。。。でもやっぱ水色がほしかった
(;;)

最近のmimikaさんの作品はとても深みというか、長く寝かせたワインのような味わいがでてきてびっくりしています。
これから本当に目が離せない作家さんです!

ryuちゃんのお世話もあって本当に大変ですが、がんばってほしいです。
Posted by おとめ at 2008年10月06日 21:52
こんにちは!

縮緬の小箱、素敵ですね
手が込んでいて色合いも乙女さんらしいなぁ〜と思いました
お具合が悪いと伺って居りましたが大分回復されたのでしょうか
お身体をご自愛下さいませ♪

目の保養をさせていただきました
有り難う御座いますm(__)m
Posted by at 2008年10月08日 11:32
姫様〜〜!こんばんは。

お蔭様で秋風とともに随分体調がよくなってきました。
もう大丈夫です!(だと思います)

姫様のお献立、このところ拝見してないので、
毎日のお料理がけっつまずいているおとめです〜〜〜!

なにしろ姫さま宅のごはんは、私にとって格別なのです。なにげなく、さりげなく、日々の幸せ感と家族への愛情が一杯なのです。時々の外食の紹介がまた素敵。教えられることばかりです。
あとでまたじっくり勉強にいかせていただきます。

姫様こそその後いかがですか。お体無理なさらないで下さいね。
Posted by おとめ at 2008年10月08日 22:07
つるかめねえさん/乙女様。

お久しぶりです。
お体を壊していらっしゃったというので心配です。わざわざご訪問をありがとうございました。
私も、実は8月のブログは途切れがちでした。ずっと闘病中だった父が、吐血して病院に担ぎ込まれて、それから病院にずっと泊まりで...だから、
猫のブログですが、父のことにも
触れざるを得なくなって、触れたりしました。父は、とうとう、8月の末、27日に旅立ってしまいました。私としては、早すぎると思ってしまい(親には永遠にいて欲しい親離れできてない私です。)、まだ実感もありません。

乙女さんの小箱、素敵ですね。
私もアクセサリーなどの自由業なので、
これからこちらのブログも拝見するのが楽しみです。時間があるときにさかのぼってみたいと思います。
子供のときは、年齢が行くとおとなになるのだと思っていましたが、実際、子供からしたらえらい年齢になってしまった今、
「あれ?」と思うことがしばしばです。
結局、中心の部分には、ずっと子供のころのままの自分がいるものだとか、
案外、「おとな」にはなれないものだなとか。私のアクセサリーのお客様のなかで、80の後半のかたがいらっしゃるのですが、
子供のときの話しをするときなどや、
アクセサリーをつけてみたりするときなど、
少女のように手を合わせて喜ばれたりして、
ああ、この人は永遠の少女だわ、と
思ったことがあります。
乙女さんも、永遠の少女の一人なのだな、
大人になった今も
子供のころの感性をずっと、保てている
かたなのだな、と感じました。

手仕事がお好きで、具合が悪くても
作ってしまうとのことですが、
本当に、お体、ご自愛くださいね。
Posted by めんまねえちゃん at 2008年10月08日 22:54
めんまねえちゃん様

つるかめの時はお世話になりました〜。。ずっとほったらかしで、コメントの返事も遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
二足のワラジは無理でしたが、これからもよろしくお願いします。

お父様のこと、心痛みます。私も父を亡くしたときの辛さを思い出しました。色々とっても大変だったんですね。

ご無沙汰していてちっとも気がつかず、何のお力にもなれなかったことを悔やみます。

私の父は家庭をかえりみずあまり良い父ではありませんでしたが、それでも辛かったです。まして、大好きなお父様なら尚更。。。とにかく泣くだけ泣いて時が過ぎるのを待つしかないかもしれませんが。。。
今は何もなぐさめになる言葉がみつかりません。。。
ごめんなさいね。

めんまねえちゃんはアクセサリーの作家さんだったんですね。作品も是非見てみたいです。
80代のお客様。。。すてきですね!

私の体は大丈夫です。もう無理するとどうなるか体験済みです(笑)

また時々めんまちゃんに会いに行かせて下さいね〜。
Posted by おとめ at 2008年10月08日 23:56
おとめ様お久しぶりです。素敵な小箱ですねー!少女も撫子も古布の色合いも大好きです・・。お話も胸に浸みました。どうぞお体大切にこれからも素敵な作品をお作り下さいね。
Posted by 須藤陽子 at 2008年10月13日 10:10
おとめ様
お久しぶりです!素敵な小箱ですねー!少女も撫子も古布の色合いも大好きです・・。お話も胸に浸みました。お体を大切にこれからもいい作品を作って下さいね。
Posted by 須藤陽子 at 2008年10月13日 10:15
須藤様
こんばんは〜。ご訪問ありがとうございます。

憧れの画家、須藤様に誉めていただけるなんて光栄です♪
もう舞いあがって調子にのっちゃうかも
しれません。

はい、体はなるべく気をつけて長もちするようにします(笑)だってまだまだ色んなもの制作したいですもの。ありがたいことです。

須藤様の今後の益々のご活躍お祈りします。

Posted by おとめ at 2008年10月13日 21:37
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