2013年10月15日

古布ポーチ/パッチワーク
「晴れ着の少女たち」

お知らせ:
このところまたちょっと事情でパソコンに向かう時間が減りそうです。
創作は続けていきたいので、ひとまずあし@、ワノコト、blogramなどから退会させていただきました。

今までせっかく応援していただいたのに本当に申し訳ありません。心からお礼申し上げます。

あし@でのお友達の皆様やお気に入りの皆様へのご訪問はこれまでどおりさせていただきますのでどうぞ宜しくお願い申し上げます。

十月二十九日
おとめ

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古布パッチワークのポーチ。
晴れ着を着て嬉しそうな顔の少女達です〜。
四人そろって「若草物語」?

このところなんだか憑き物のように

江戸時代づいてしまい

京極夏彦さんのミステリーに出てくる

古本屋のあるじ「拝み屋」さんに

憑き物落としをしてもらいたい(笑)

纏のバッグだとかサムライだとか

国芳をパロったお江戸猫が出たと思ったら

はたまた遊女などなど

妙に本来の大正浪漫や昭和レトロな

乙女路線から脱線して

勝手に組んでいた「お江戸特集」

(国芳の絵を見すぎたせいかも)

人間長くやっていると時には

全く違う事もやってみたくなるもんです。

よね〜〜?

話は違いますが、この京極夏彦さんの

一連のミステリー(俗にレンガ本と言われる)

分厚い本に今年の夏はとりこになりました。

7月、8月と主人が入院続きでしたが

遠くの病院へ行くときも

電車内で読みふけってしまい

あわてて降りる事もしばしば。

おかげで病院へついてもニコニコ顔で

主人と対面できました〜。

心配事で胸がふさがれそうな時は

何か夢中になれるものに没頭するといいですね。

探偵の榎木津礼二郎の大ファンでして

いつもミステリーを読むと登場人物にどうも

俳優の顔をあてはめてしまうクセがあって、

この榎木津礼二郎にぴったりなのは

絶対阿部寛さんだな〜と勝手に思ってました。

そしたら! なんと!

実際に映画で出演なさっていたんですよ〜。

それも誰あろう榎木津礼二郎の役で!

いや、映画は全然見てないし知らないし

本当なんですよ。もうびっくりしました。

で何だか嬉しくなっちゃって ますます

京極作品にのめりこんだというわけです〜。

乙女心を刺激する作品が多くて。。。

おっとまた話がそれちゃった。

そんなワケで

私はいくつになってもやっぱり

乙女でいるつもりです〜。

お江戸はひとまず置いといて

この辺で軌道修正です〜。

やっぱり可愛い乙女はいいな〜。

自分本来にもどったようで嬉しい。

こんなポーチを作っていると

本当に幸せ気分になりますもの〜。
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顔は手描きで、着物はぜいたくな

古布錦紗や縮緬です。

本物の頬紅でほんのりお化粧も。。。

その昔 晴れ着を着せられて

ぬぐのがイヤだとだだをこねたっけ。。。

子供心にも 絹の柔らかな肌触りが

心地よかったのでしょう。

寒い時期で そのまま

火鉢のそばでうたた寝していたら

錦紗の袖を焦がしちゃって。。。

その着物の柄もはっきり覚えています。
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うしろ姿

携帯やデジカメを入れて

バッグから下げられるように紐を

つけました。

七五三にもたせても可愛いかも。

紐の一部はまたまた

大好きなアンティークの羽織紐!

いいな〜素晴らしい日本の手仕事を

こうして生かせるのは最高!

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今日もお読みいただきいつも沢山のアクセスに

本当に励まされ、感謝感謝の毎日です。

これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます〜。




posted by おとめ at 08:03| Comment(19) | 古布バッグ・ポーチなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

和布くらふと・Vol.34

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パッチワーク通信社
和布くらふとVol.34

皆様こんにちは〜。

いつまでも暑い日が続いたかと思ったら

急に秋が深まってきた感じですね。

大好きな金木犀の香りも

やっと漂いはじめました。

また嬉しいニュースがありましたので

お知らせ申し上げます。

パッチワーク通信社さんの

和布くらふとVol.34

「ちりめんで彩るクリスマス」特集に

押絵小物作品をいくつか載せていただきました。

天使のブローチや靴下

チープシックなサンタさんとトナカイなど

大好きな作品ばかりです。
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他にも素敵な縮緬細工や

実用的でお洒落なバッグ類などなど

見ごたえのある内容です。

ぜひぜひ本屋さんでお手にとって

ご覧下さいね〜♪

お目に留めて下さり

お声をかけて下さった編集部のO様

編集長様はじめ編集部の皆様

大変お世話になりました。

そして毎日このブログを訪れてくださる

沢山の皆様やブロ友の皆様

本当にありがとうございました。

今後共どうぞよろしくお願い申し上げます。

m(_*)m

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今日もお読みいただきありがとうございました。

posted by おとめ at 07:53| 作品展・雑誌掲載など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月07日

古布・ブローチ「江戸の粋な女たち」

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古布・ブローチ「江戸の粋な女たち」です〜♪

粋な女性が熱心にお稽古をしたり

語り合ったりの素敵な古布で作りました。

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「雀のお宿」

壮大な宇宙から見たら

一瞬のまばたきにもならない人間の一生。。。

そんな中でも 誰でもそれぞれの小さな

銀色に輝く砂時計をもっていて 

砂のひとつぶひとつぶが

貴重な経験でできている。。。

どんな小さな砂粒のような経験でも

最後にはそれが集まって

一人の人間の銀河になる。。。

無駄な粒は一粒も無いのです。

そんな気がします。

またまた昔話で申し訳ないのですが。。。

これは私がはるか昔に見た

そんなちっぽけな砂粒の一つ

「雀のお宿」のお話です。。。

。。。。。

あのバブルなんていうものが

誰の頭にも浮かばなかった時代

私が貿易会社で秘書をしていた頃のお話。

秘書というと聞こえがいいですが

要するに雑用係りです。

国際電話の応対や貿易書類の作成

出荷の為の船や飛行機の手配、

テレックスでの通信

(まだパソコンなど影さえも無く)などといった

通常の貿易業務の他に、お茶汲みや使い走り

簿記から はたまたトイレ掃除まで 

ありとあらゆる事をやらされました。

でも若くて健康だった私は

その仕事が大好きでした。

ある日社長命令で

海外からのお客の接待を

おおせつかりました。

大事な大口のお客なので

まずは歓迎ディナーの用意から。

「料理が美味しくて 

外国人が泣いて喜びそうな場所で

予算は〇〇万くらい。。。」

難しい注文でした。責任重大です。

お客様は二人のイギリス人とオランダ人が一人

それぞれ奥方を連れておいでです。

初めての経験だったので不安で一杯でしたが

電話帳で私は必死で探しました。。。そして!

ついに見つけました。老舗の日本料理屋を。

大黒屋さんという名前でしたか、

料金もまずまずで、なんと芸者さんも呼べるとの事。

場所はたしか浅草に近い三筋あたりでした。

ところが! 実際に行ってみると 

大正時代の焼け残りか?

と思えるほどの廃屋に近いような

古い古い一軒屋で。。。

まだまだレトロブームは先の話なので

洒落た店構えの小奇麗な料理屋さん

を想像していた私は思わず絶句しました。

もう冷や汗ダラダラ。。。

ぎしぎしと薄暗い階段を昇って

社員数名とお客達が2階の座敷へ上がり

私はどんどん不安になってきました。

「こんな古い家で。。。大丈夫かな〜」

そのうちにお料理が運ばれてきました。

美しく飾られたお膳。。。口取りに美酒。。。

味はとても良かったので少しほっとしました。

お客達もレトロな室内が

かえって気に入ってくれたようです。 

私は「サムライハウス」とか何とか言って

ごまかしてました〜(笑)

宴もたけなわになってきた頃 ついに

現れました〜〜〜!粋なお姉さんたちが!

間違いなく年配のどっしりとした芸者衆

だろうと想像していたのですが

なんとなんと

輝くばかりの妙齢の綺麗どころがお二人!

三味のお姉さま方もご一緒に。

まだお酌さんなのか。。。

半玉修行を終えたばかりのような初々しさ。

京舞妓のような振袖姿でした。

揺れる花かんざし。。。

「ウソだろう〜っ!?」というような殿方達の表情を

私はしっかりと見ましたよ。

あでやかな絹ずれの音と共に

三味に合わせて優雅に踊るは 歌うは

その麗しいこと!

まるで竜宮城の浦島太郎か はたまた

スズメのお宿のじい様気分で

みんな大喜び!

そして始まる芸者遊びは。。。

あんなに楽しいものだとは知りませんでした。

要するにみんなで遊ぶゲームです。

女性もいるのでハメは外しません。

とても上品な遊びで笑い声が絶えませんでした。

立ったり座ったり けっこう動作も入るので

早く酔いが回るようにはなってますww

あとにも先にも私の芸者遊びはあの時だけ(笑)

そして思ったのは あの若さでプロとして

見事に外国の客をもてなす芸者さん

その偉大さです。。。

だいぶ脱線してしまいました。

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写真はそんな芸者衆。。。あるいは

遊女さんかもしれません。ともかく

粋筋の女性が描かれた古い羽裏地

と帯地などで作ったブローチです。

大好きな布で大事にしていました。

江戸時代の遊女や芸者衆の中には

下手な学者よりも博学の方がいたそうです。

そんな人達はやはりそれなりの素敵な旦那衆に

尊敬され、大切にされたのでしょうね。

後日談ですが、昼間会社で殿方が商談中に

奥方様達の東京案内をおおせつかり

私はあの芸者さん達に負けないよう

ホテルのだだっ広い部屋へ迎えに行き

張り切ってあちこちお連れしました。

銀座のデパートでは見ること、買うこと!

あの頃の日本のデパートは最高でしたもの。

木村屋の二階で一息ついて色々お話もしました。

夜は殿方達と待ち合わせをして

高級な鉄板料理を。。。私も遠慮なく。。。

経費で。。。すみません。。。

その後数週間たって お客から

大口の注文が入りました〜。

その時テレックスで交信していた私は

狂気しましたっけ。社長も大喜びです。

あれから何十年もたって 懐かしくなり

あの料理屋を探しましたが 見つかりません。

今だったらあの廃屋のような家も

かえって人気が出るだろうにと残念です。

今ではあれはひょっとすると

幻の雀のお宿だったのかな〜

なんて思います。良い時代でした〜。

誰もが上向きの日本を信じ 

希望に燃えていました。

時代も まだまだバブル期のような

なんでもお金。。。ではなく

どこかに日本の心がかすかに残っていました。

それからバブルになり 友達や知り合いの

株や土地の持ち主が「アンタどしたの?」

と言いたいくらい天狗になっちゃって。。。

と思うまもなくシャボンははじけ

年功序列が崩壊し 苦しい時代を迎え

私の弟や友人もリストラされました。

まあ〜なんとかやってますが。。。

あれからなかなか回復しない日本

国際化やグローバル化に食傷気味になって

でも流されて いじけ気味の日本。

戦後すぐ何にも無い時代に生まれた私達と

「何でもアリ」の時代に生まれ大きくなった若者達

(そのワリにはしっかり者も多いようですが)

その世代間の軋轢も怖いです。

先の大震災の後遺症や原発問題

追い討ちをかけるように消費税が上がり。。。

経済面の事をだけを考えると

回復はまだまだかも知れませんが

「人が幸せを感じる国」 なら

ひょっとしたら。。。

まだなんとかなるかも知れません。

いや、必ずなってほしい。。。

世界を見回せばそういう国はたくさんあって。

日本だってかつては。。。たとえば

貧乏国であっても庶民はみんな笑顔で

気品があり、人には思いやりを忘れなかった

江戸末期の日本。。。外国人をびっくりさせた国

またそんな国になって欲しいと 願わずにいられません。

がんばろうね、日本!

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
長々とつまらない思い出話を
最後までお読みいただいたあなた
本当に良い方ですね〜!

ありがとうございました。m(__*)m

お陰さまで以前よりは更新ができるようになりました。
これからもどうぞ宜しくお願いします〜。



posted by おとめ at 08:11| Comment(4) | TrackBack(0) | 古布のアクセサリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする