2011年11月26日

古布「縮緬暮らし」

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縮緬には優しい光が似合います♪


夢二が生きていた頃の布が好きです。

骨董市や東京中の古布屋さんを回り

長年集めてきた布たちの中でも

その時代の縮緬は特別の存在。

近頃は大変高価になってしまい残念です。

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あでやかな大正頃の縮緬

ただ手にとって眺めるだけでも

幸せ感じます。

寒い夜に外を歩いていて

民家の明かりをふと目にしたように

心に暖かな思いが寄せてきます。

時々 創作が好きなのか それとも

古布が好きなのか はっきりしない。。。

きっと両方なんだな〜

新しい縮緬でお細工物など作っても

何故か良い味が出ない。

ポリエステル縮緬なんか論外。

ま、丈夫でいいんですが(笑)

でも私は絶対古布が好きなんです〜。

古布にしろ アンティークにしろ

なぜ人は古いものに惹かれるんでしょうね。。。

きっと色んな時代の人々の

愛情や生活や幸せな気持ちが

そして時には人生の悲哀が

その品を通して感じられるからかもしれません。

多くの人の手で大切にされてきたものが

今 自分の手にあること。。。

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大胆な市松に大輪の花

これを着ていた人は

どんなに美しかったのか

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白椿

何枚かお譲りしてしまったけれど

未だに大好きな布

15,6年ほど前に

目黒の「池田」で一着分買い占めました。

帰り道 懐は寒かったけど

心は満たされていたっけな〜

この布もそろそろ100年近くになるのかな〜。

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これはどこかおきゃんで可愛い日傘もようの一越縮緬

買った時はみすぼらしかったけど

洗ったら色が冴えてこんな綺麗に。

多くの職人の手仕事による

当時の染色技術のすばらしさが

凝縮された布です。

こちらの布。。。これはもうアートです。
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詩情あふれる春の野の世界

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今見ても新鮮なデザインです。

春風に舞い散る桜に

雛菊、すみれ、たんぽぽ。。。とくれば

もう乙女の夢の世界

これはハサミを入れられないな〜

ところで 縮緬にはシボというものがあり

これが布の表面にえもいわれぬ特有の味を

かもし出しています。

普通のシボがざらっとしているものの他に

ごつい感じのシボの鬼縮緬とか

ぐっと細やかなシボの上品な一越縮緬や

微細なシボでほとんどツルっとした感触の

錦紗縮緬などが代表的ですが

他にも小浜だとか東雲(しののめ)だとか

壁縮緬やお召し縮緬、綸子縮緬などなど

たくさんの種類があります。

なかでも錦紗縮緬は大正〜昭和初期にかけて

子供や女性用の着物に沢山使われたようです。

あ〜この時代に生まれたかったな〜。

でもこんな縮緬が着られたのは

ごく一部のお金持ちや特権階級だったらしい。。。

でもそこはそれ

捨てる神あれば拾う神ありと言うでしょ。

庶民にだって「唐縮緬」(とうちりめん)と呼ばれた

素敵なメリンス(モスリン)があったもんね。

そのお話はいつかまた。。。

(早春に書いた記事です。

やっと投稿できました〜汗)

。。。。。。。。。。。。。。。。

今日もお読みいただきありがとうございます。

いつも沢山のアクセスをいただき感謝感激です。

皆様のブログへ時間のある限りお邪魔するのが精一杯の

この頃なのでコメント欄はただ今お休みさせて

いただいております。ごめんなさいね。

posted by おとめ at 11:16| 布たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月16日

古布バッグ・アップリケ・コラージュ
「ハギレに魅せられて」

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古布バッグ「布遊び」

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古布で物づくりを続けているとね。。。
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こんなちっちゃなハギレが一杯たまりませんか?

どんな布でも捨てられないのが

古布大好き人間

そこで!

小さなハギレを活かした

コラージュやアップリケで

こんなバッグができました。

裏側↓
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土台はわりとシックな絹紬や絣でしっかりと。

可愛い貴重な縮緬や刺繍などをアクセントに

とても可愛くできました。

けっこうアートな感じでしょ?

こんなバッグ作りたいな〜と

前から思っていたのがやっと完成。

題して「布遊びのバッグ」

日本の綺麗なアンティーク布を存分に楽しめますね。

もう一つはこんな感じ↓
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反対側

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ブルーのドーナツ型ビーズは

17〜18世紀のアフリカン。

アンティーク布に何故か良く合います。

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ディテールの工夫をするのが

楽しくて夢中になりました〜。

でもけっこう刺繍とか懲りすぎて

大変だった。

ついでにボタンも作っちゃった

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竹を切って

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穴開けも

今は夫に頼めないので(汗)

死に物狂いで

奮闘すること一時間

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ヤスリを丁寧にかけてできあがり〜

右のはちょっと焼いて味を出しました。

竹を焼くと良い匂いがしますね。。。

最初のバッグに使っています。

普段は手作りボタン(木)の専門店で購入しますが

良いのが無いときはこうやってボタンも手作り。

ところで。。。

先日紙人ーかみんちゅのマルコさんから
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こんな絵葉書が。。。

シーサー!

すごい元気出ました〜

マルコさんありがとう。

針仕事が順調なのもシーサーパワーかな?

あ〜こんなワケで

今回も古布に魅せられて

楽しかったな〜

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

今日もお読みいただきありがとうございました。

たくさんのアクセス心より感謝申し上げます。

posted by おとめ at 08:05| 古布バッグ・ポーチなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月08日

古布・昭和レトロ「幸せ小物作り」

ああ桜が散ったのか〜と思ったら

もう11月。

夫はがんがお引越し(?)してしまったので 

また入院したり出所したりの繰り返しで

ずっと あわただしい毎日なのです。

しかしあれですね〜 がん治療というのは

治療→抗がん剤→原因不明の痛み→検査→入院→

副作用との戦い→またまた入院→がん転移!

→抗がん剤→副作用

って感じで もう モグラたたき。

でも!

私がびっくりするくらい 本人は

頑張っていますので 心配しないで下さいね。

今の医療はすごいですもん。

負けないぞ〜!

一緒に入院してお友達になったHさんも

先日転移が見つかって 

共に戦う毎日。

病院の先生も信頼してるし

小柄でパワフルで小回りが利くので

「スバル360」とあだなをつけた

看護師さんも大好き。

ところで。。。

今年は暖かいですね。

おかげさまで手のしびれも無く

少しでも時間があれば

針仕事にあてているおとめです〜

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れれれ。。。何これ?

パンケーキ?

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レトロな懐かし柄がいっぱい

セルロイドのお人形、ジョウロ、ブリ金。。。

実はね
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ぺったんこのお財布でした〜

柄を活かしてシンプルに。

ぺったんこだからポッケにもスルリで

とても使いやすいんです。

でもちょっとお財布にはもったいないかも。

私はイヤリングとか大事なもの入れてます。

一つ作ると面白くなって

こんなにできちゃった。

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こっちはね〜
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ちっちゃなちっちゃな手のひらにのっちゃうくらいの

き・ん・ちゃ・く。。。うっふん♪
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とっておきの可愛い柄で作りました。

きゅっと紐を閉じて。。。

帯飾りにしてもいいかも

中にお香を入れたり

コットンにコロンを沁み込ませても。。。

根付とか指輪とか

小さい 大切なものの整理にも。
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中はこんな感じ。紐通しも穴糸で

丁寧にかがった本格作りにしました〜。

一つ作るたびに思わず

「うひょ かわいい〜」とニンマリ。

七五三の帯に飾っても可愛いかも〜

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こちらは

すずめの学校のポーチ仕上げているところ。

先日追加のご注文いただきました。

「ちいちいパッパ」なんて書いてあって

この柄はとっても人気者。

。。。。。

こんな感じで あまり考えすぎない

気軽な小物作りもいいかもね〜

一つできるたびに

心は癒される。

幸せ者です。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

今日もお読みいただきありがとうございます。

いつもたくさんのアクセス心より感謝です。
posted by おとめ at 08:21| 古布バッグ・ポーチなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする